令和7年3月20日(木)から26日(水)までの7日間にわたり、春の火災予防運動を実施します。
春の火災予防運動2025
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的として実施するものです。

1 地震時の火災対策を実施しましょう!
地震による火災の過半数は電気が原因です。
地震時の火災を防ぐため、日ごろから次のようなことに気を付けてください。
〇事前の対策
・住まいの耐震性を確保しましょう
・家具等の転倒防止対策(固定)を行いましょう
・感震ブレーカーを設置しましょう
・ストーブ等の暖房機器の周辺は整理整頓し、可燃物を近くに置かないように
しましょう
・住宅用消火器等を設置し使用方法について確認しましょう
・住宅用火災警報器を設置しましょう
〇地震直後の行動
・停電中は電気器具のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから
抜きましょう。避難するときはブレーカーを落としましょう
・石油ストーブや石油ファンヒーターからの油漏れの有無を確認しましょう
〇地震発生からしばらくして(電気・ガスの復旧、避難からもどったら)
・ガス機器、電気器具及び石油器具の使用を再開するときは、機器に破損がないこと、
近くに燃えやすいものがないことを確認しましょう
・再通電後は、しばらく電気器具に異常がないか注意を払いましょう(煙、におい)
〇日頃からの対策
・消防団や自主防災組織等へ参加しましょう
・地域の防災訓練へ参加するなどし、発災時の対応要領の習熟を図りましょう
2 住宅防火対策
(1)ガスこんろやカセットコンロを使用中に出火する火災が特に多く発生しています。
〇調理中にその場を離れ出火する火災が発生しています。
こんろ使用中は、絶対にその場を離れないようにしましょう。
〇こんろの火が着衣に着火する火災が発生しています。
こんろ使用時はゆったりした服や裾が広がった服は着用しないようにしましょう。
(2)電気器具類からの出火に注意してください!
全国的に電気器具類(家電製品、コンセントや電気コードなどの配線器具)からから
出火する火災が増加しています。
〇パソコンや携帯電話等の充電式電池(リチウムイオン電池)から出火する火災が増加
しています。
落下や転倒後に破損する恐れがあり、取扱方法を誤まると火災となることがあります。
落下や転倒後に破損する恐れがあり、取扱方法を誤まると火災となることがあります。
変形や発熱、異臭がある場合は使用を中止し、安全な場所に移動して販売店などに
相談してください。取扱説明書をよく読み、正しい方法で使用及び充電を行いま
しょう。また、廃棄する場合は、市町村で定められた方法で廃棄しましょう。
〇家電製品のコンセントプラグや電気コードから出火する火災が発生しています。
コンセントプラグとコンセントの間に埃が溜まっていないかを定期的に確認しま
〇家電製品のコンセントプラグや電気コードから出火する火災が発生しています。
コンセントプラグとコンセントの間に埃が溜まっていないかを定期的に確認しま
しょう。電気コードは許容電流を超えないように管理し、束ねて使用しないように
しましょう。
枯れ草火災・林野火災にご注意ください!!
春先は、空気が乾燥し、強い風が吹くことから、火災が発生しやすくなります。
行楽や山菜採りのために山に入る人が増加するほか、ごみ焼きや農作業に由来する枯れ草焼きなど、山林に飛び火することが林野火災の原因となっています。
山火事の原因の多くが、人のちょっとした火の取扱いの不注意で発生していることから、次のことに注意して 一人ひとりが森林の大切さを認識し、防火意識を高めましょう。
- 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと
- たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
- 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
- 火入れを行う際、許可を必ず受けること
- たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと
- 火遊びはしないこと